プロダクトチームが「ビジュアルなワークフローエディタを作りたい」と言い出したとき、必ず誰かがこう言う——「React Flowがあるじゃないか。難しくないだろ?」
React Flowはオープンソースで、GitHub Stars 3.5万超。確かに出発点としては優秀だ。しかし実態は「キャンバスとノードのプリミティブを提供するだけ」。エッジのルーティング、自動レイアウト、ノード設定パネル、バリデーション、実行の可視化、パフォーマンスチューニング——これらはすべてゼロから自分たちで作ることになる。
記事によれば、最初の見積もりは「数週間」になりがちだが、実際には衝突回避付きのエッジルーティングだけで2〜4週間を要する。ユーザーが使い始めた後に発覚する問題が次々と積み重なり、最終的なコストは当初見積もりの数倍に膨らむのが典型的なパターンだという。