米老舗誌『ニューヨーカー』がOpenAI CEO サム・アルトマンの特集記事に生成AIイラストを使用し、批判が相次いでいる。問題の画像はアルトマンの周囲に「別人格」のような浮遊する顔が漂う不気味な構図で、読者から「ホラーのようだ」との声が上がった。
AI報道にAIアート——その皮肉な組み合わせがメディア界で議論を呼んでいる。The Vergeのアートディレクター Cath Virginia 氏は「AI記事の挿絵にAI生成画像を使う必要はない」と指摘。人間のイラストレーターを使う選択肢があるにもかかわらず、AI関連コンテンツにAIアートをあてがう慣行そのものを問題視する論調が強まっている。
この件はジャーナリズムとAIの関係性、クリエイターへの仕事の影響という根本的な議論を改めて浮き彫りにした形だ。老舗メディアがAIを礼賛する人物の特集でAIアートを採用したという構図が、批判の温度をさらに高めている。