映画に登場するNmap——ハリウッドが愛するリアルなハッキングツール

映画に登場するNmap——ハリウッドが愛するリアルなハッキングツール

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フィクションでも本物のツールが使われる時代——映画のハッキング描写がどこまでリアルかを知る格好の読み物。

概要

セキュリティスキャナー「Nmap」が、ハリウッド映画のハッキングシーンで繰り返し登場していることが話題になっている。Nmapの公式サイトが映画での使用例をまとめたページを公開しており、改めて注目を集めている。

最も有名な登場シーンは『マトリックス リローデッド』(2003年)。主人公トリニティが実際にnmap 2.54BETA25を使って脆弱なSSHサーバーを発見し、実在した「SSH1 CRC32エクスプロイト」で侵入するシーンは、当時セキュリティ界隈を驚かせた。BBCやSlashdotでも報じられ、Nmapを一躍「映画スター」に押し上げた。

Nmapの開発者Fyodor氏は映画脚本家やデジタルアセット担当者からの相談も受け付けており、ハッキングシーンのリアリティ向上に協力してきたという。「ハッカーズ」などの旧来映画にあった「意味不明な3Dアニメーション」的表現と比べ、Nmapを使ったシーンは格段に現実的だと評価されている。